法心寺 震災復興工事
(設計・施工)
○平成7年1月の阪神淡路大震災にて、この寺院周辺も広範囲に亘って全んどの家屋が倒壊しこの復興に当たり西宮市は土地の区画整理に着手。当法心寺も敷地面積が約1割程少なくなりしかも約40°旧地より振れた敷地となりました。
当該地には、倒壊を免れた住職の住居が残っており、1棟完成させて引越し解体して次の棟に着手するという方式を採り、仮設の仮本堂等も
建っており、これらを除けて順次復興工事を進め、全てが完成すれば未来永劫に亘って最適な伽藍配置となる様建物配置に特に意を用いました。
このように難しい計画を一介の大工工務店に依頼された施主の勇気と信頼に敬意と感謝の念を以って誠心工に当りました。
■本堂 外観
■本堂 内観 繋ぎ虹梁取り合い詳細
■山門 外観
■不動堂 外観
■庫裡外観
■庫裡外観
■建築概要
建物位置 兵庫県西宮市高木西町3-9
設計・施工 叶シ澤工務店
構造・規模
本堂 木造 174.50u
庫裏 客殿 木造 312.37u
会館 木造 121.76u
不動堂 木造 21.15u
山門 木造 4.79u
合 計 634.57u
工期 H12. 5〜H15. 3